こんばんは くろねこ です。
ついにというか「やっと」緊急事態宣言でましたね。
「勝負の3週間」で出しても良かったのではと思います。
だから、2回目の今回は、保障面とロックダウンをセットにしないとダメなのではないでしょうか?
この話題については多くの方々が語っておりますのでこの辺りにしておきます。
どうぞ、皆様も感染対策しっかりやってください。
自分の身は自分で守るしかありません。
さて、2020年の終わりに投稿させていただきました
ネットアクセス用Windowsマシンの作成 の続報です。
こんなに早く「続報」は予定になかったのですが…(困)
Windows10の環境構築は順調に
前回の投稿で、サクッと使えるネットアクセスPCを軽~い気持ちで あるといいな~ のノリでやってみたのですが、こんなに後を引くとは(泣)
作成した環境は、
Windows7 ProからアップグレードでWindows10 Proにする。
アップグレード時に使用したセットアップ用USBメモリは 以前に作成していたもので 1909 になるものでした。
何のトラブルもなくWindows10 1909 の環境は出来上がり、ドメインに所属させ、全く問題なかったのです。
つい、やっぱ最新環境にしておこうかな~ 時間もあるし~(←2020/12/30の夜)
最新は最近リリースされた Windows10 20H2 です。
アップデートには時間がかかるので、サクッと仕掛け大晦日を迎えたわけです。
(余談)Windows10 の詳細バージョン2019年までは、詳細バージョンの呼び方が、yymm(yy:リリース年の西暦下2桁、mm:リリースの月を2桁で表す。1909は2019年9月となります。)でしたが、2020年になり混乱を招くことに。Windows10の2020年最初のフューチャーアップデートは4月できたので「2004」としたのですが、Windows Server 2003と紛らわしく、秋のバージョンに至ってはOffice 2010など 以前ルールでは大混乱が予想されるため、新しい呼び方のルールは、yyHn(yy:リリース年の西暦下2桁、H:半期(half)、n:半期の番号)と変更したようです。もしかしたら、今後、半期ではなく四半期の「Q」も登場するかもしれませんね。さすがに「M」は無いと思いますが。になりました。ですので、2004 = 20H1、2009 = 20H2 なのだそうです。2020年だけ紛らわしい状態だったのですね。
命名するときに想像できなかったでしょうか?
やっぱり、Windows10の次(Windows11)を出さないと言ったのが間違いのように思えます。マイクロソフトさん残念です。
話を戻します。
2020年 大晦日の朝
大晦日は別の作業をするつもりでした。
昨日仕掛けた 20H2 へのアップデートは完了しており、ログオン画面がきれいに表示されてます。
さっそく、youtubeをBGMがわりにするため、ログオンしてchromeを起動し、youtubeのホーム画面に移動します。
ipconfigで設定情報は問題ないことを確認して、ドメインコントローラやゲートウェイにpingしてみますが通信できません!
ネットワーク共有センターを開いてみると・・・ パブリックネットワークになってる!
さらに、あちこち確認してみたが、設定に問題は見つかりません。NICのドライバも入れ直したが解決しない。
仕方ないので、診断ツールで解決を試みと、ドメインネットワークに! (直った!)
やったね! 「もやっ」としてますが
問題解決という事で、お酒飲もうかと、電源オフにして…
2020年も 残り10時間を切りました
午後になり、テレビも何かつまらないので、出来上がったばかりの ネットアクセスPC でyoutubeでも流しながら~ と思い、再び、電源を入れる。
ctrl + alt + del で再起動しましたが変化ありません。
何度か繰り返し、やっとWindows起動。
「おいおい」何だよ~ 新たな問題かよ~(泣)思ってるうちにデスクトップが表示され、画面右下のネットワークの状態を確認。
しばらく(1分程度)放置しても変化なしネットワーク共有センターを開くと パブリックネットワーク です。
問題が増えたよ(泣)
2020年の最後は力尽きて終了です。○| ̄|_
問題点を冷静に整理
元日の午後、ネットアクセスPCで発生している問題点を冷静に整理してみる。
元日からトラブルバスターかよ (;´д`)
- 問題点1 (現象)ネットワークがパブリックネットワークになる。正しいのはドメインネットワークのはず、診断ツールで復旧するが再起動で問題再発する。
- 問題点2 PCの電源投入時に、ブートデバイスが見つからない。再起動を何回か行いWindowsが起動する状態。
以上の2点の 致命的な 問題です。
【問題点1】パブリックネットワーク
shuttle DS61 の NIC(ネットワークアダプタ)は、M/Bのオンボードデバイスで、チップセットは intel H61 Express です。
メーカのサポートサイトから、最新ドライバと最新BIOSをダウンロードしますが、チップセットドライバはWindows10でセットアップされたドライバの方が新しい。
BIOSは既に最新状態。こうなると、チップセット提供元のintelからドライバを持ってくるしかない という事でダウンロードしてドライバを更新したが解決せず!
しかし、診断ツールを実行すると復旧するところは同じ(→再起動するとダメになる)
再度、Windows Update をしてみると更新があったので、修正されてることを期待してアップデートを仕掛ける。
一時間程、放置し、アップデート完了状態で起動してみる。(この間にも問題点2が出たりしてぶちギレ寸前です。)
ログオンしてネットワークの状態を再び確認
もう一度、冷静に整理してみる。
- ドメイン管理されたネットワーク
- インターネット接続は、ドコモ(flets)光で ipv6 を利用
- 各クライアントは、ipv4は固定IP、DNSはドメコン、ゲートウェイはレンタルのホームゲートウェイ、ipv6はDHCP有効、DHCPサーバはレンタルのホームゲートウェイ
- ドメインのDNSサーバでホームゲートウェイのフォワード設定
- ドメコン(DNSサービスも)のネットワークはipv4は固定、ipv6はDHCP有効状態
- 無線アクセスポイントは専用のデバイスを無線APモードで運用(ホームゲートウェイには無線機能無し)
- 今回問題となってるネットアクセスPCは有線接続
- 問題が発生していないPCは有線も無線もあるが使用頻度が高いノートは無線で、すこぶる調子いい(ログオンして直ぐにドメインネットワークに接続する)Windows10のバージョンは20H1かそれ以前です。
だいたいこんな感じです。
やっぱりネットアクセスPCに問題あると判断するのが自然の流れです。
そう、環境作成直後は何も意識せずにドメインネットワークにするっと繋がりました。その後、何度か再起動しましたが全く問題ありませんでした。このときのWindows10は1909でした。(1909時代に作成したセットアップ用USBでセットアップを実施したため)
もっと言ってしまうと、
Windows10 20H2とDS61(H61 Express)のネットワークアダプタの相性が良くない!ということではないでしょうか。
調査の段階で、多方面で同様の問題が出ていることから、広範囲のネットワークアダプタも含まれていると考えて良いと思います。マイクロソフトの大バグですね!
となると次はどうするか? です。
- 違うネットワークアダプタでやってみる。→ USB接続タイプのネットワークアダプタ(どこかに2~3はあるはず)で試してみる。できれば、WOL(wake on lan) 対応のものがいいですね。
- 無線接続に変更する。→ USB接続タイプのWiFiアダプタ(これもどこかにあるはず)に変更する。この場合、WOLは諦める。
- 修正パッチが出るのを待つ。→ いつになるかわからないし、更なるバグがぶちこまれる可能性があるため、この対策はどうかなぁ???
優先順位は(1)→(3)で、やる気を蓄えてやってみることとします。(別途レポートします!)
【問題点2】ブートデバイスなし
「Reboot and Select proper Boot device
or Insert Boot Media in selected Boot device and press a key」
このメッセージは、ブートできるものが見つからないときに表示されるものです。
通常、この事象に遭遇するときは、PCのハードディスクがぶっ飛んで(死んで)しまったときに見る残念なメッセージです。ですが・・・
BIOSはOSをブートするところまできているので、マザーボード(CPU、メモリを含む本体側)は生きてる判断してよいでしょう。となると、残るものは、SSDそのものか、SSDを接続しているSATAケーブルのどちらかです。
今回作成したネットアクセスPCには、新品のSSDにWindows10をクリーンインストールしたばかりです。ネットワークの問題はありますが、さっきまで使えてました。
SSDがいくら中華製といえど、このSSDと同型のものを何度か使っており実績ありなんです。だから、SSDの破損は考えにくいです。と、なると・・・
SATAケーブルしか残りません。
ケーブル不良なんて無いよ! とお思いになる方、多いと思いますが、意外と劣化による接続不良は起こります。
今回の現象は、「ときどきSSDが見えなくなる。」というものです。
おそらくですがPC内の温度上昇により、SATAケーブル自身が膨張し、劣化した導通部分が分離(断線)した。この状態のまま、電源OFFで温度が下がりケーブルが収縮したため、SSDを認識しない状態となった。その後、何とか起動させるため、何度も再起動を繰り返しているうちにPC内の温度が上昇し、ケーブルが再び膨張し導通が得られ、SSDを認識してWindowsが起動したものと判断できる。
要するに、SATAケーブルの内部が温度変化に伴い断線と導通をするようなビミョーな状態と思ってよいでしょう。(同じような現象、以前にくろねこは体験しています。)
まあ、ケーブル変えてみれば、自ずと結果は出るので、SATAケーブルを捜索!
ありました! 部品庫に!
少し長めですが、さっそく交換してみる。
SATAケーブルを交換したのが、2021年1月7日の夜です。
そして、この記事を書いてる1月9日まで、10数回、PCの電源を入れてみましたが、問題の現象は無くなりました(喜)
やっぱりSATAケーブルの劣化でした。
問題点2 解決です!
パブリックネットワークの問題に変化が!
現時点(1月9日)で問題は解決していません。
しかし、よくわかりませんが、事態に少し変化がありました。
その変化は・・・ログオン直後に、ネットワーク共有センターで接続状態を見ると、プライベートネットワーク になってました。
気になって、再起動後に確認してみると、プライベートネットワークになったり、パブリックネットワークになったりしているようです。何れにしても異常な状態であることには間違いないです。
来週、マイクロソフトから更新パッチ(クオリティアップデート)があるので、それを待ってどうなるか見てみようと思います。
そのうえで、いろいろ調査を進めてみようと思います。