こんにちは くろねこです。
ムシムシしますね。
エアコンをつけると寒くなるし
扇風機は場所を取るし
(ファンレスのスタイリッシュなものは残念ながら持ってません)
最近はハンディタイプのファンも低価格で手に入れることが可能になりましたが、結構、風が強いんです。
炎天下ならそれでよいですが
買うのもなぁ~
くろねこの場合、利用するシチュエーションは・・・
PCを触っているときに風が欲しい。
会社でも自宅でもPCを触っている時間がかなり長いので
持ち運びはせずに、デスクの一角における比較的小振りなもの
風の強さは、それとなく風を感じる程度がちょうどいい。
風量調節はあればよいがマストではありません。
それなら作ってしまおう!
くろねこのいつもの精神で、
作ればいいじゃん!
となったわけです。
せっかくなんで、送風機の電源はUSB供給とします。
PC作業時なので、USBは豊富(笑)にあります。
送風機の要となるファンは
古いPC(タワー型)解体時に出てきた冷却用ファン(9cm)を保管していたのでそれを使用します。
USBコネクタ・ケーブルは、以前、処分対象だったライトニングケーブルを何本か入手してあったものを流用します。
余談ですが、このライトニングケーブルを使用した工作の記事がありますので、お時間のある方はご覧ください。
必要なパーツはこれだけです。
ファンの駆動電圧
冷却用ファンは、PCのATX電源ユニットの4ピン電源コネクタに接続し、DC12Vでモーターを回します。
しかし、今回は手軽に確保できるUSB電源を使用します。USB電源は、DC5Vです。
12Vに昇圧するのか?
DCDC昇圧コンバータを買ってまでやるのは、コストをかけない精神に反する!
そもそも、冷却用ファンは既定の12V駆動の場合、高速で回転し、ものすごい風量と回転音が発生します。
これだと、それとなく風を感じる程度 からは程遠い状況です。
そこで、5Vを供給したら、ファンの負荷は単純に5/12(約42%)になるのでは?
(もちろん、供給電圧のチェック機構がファンについていればNGです。)
まあ、ざっくり、回転数も半分以下の低速に。
回転数が下がれば当然ですが静粛性も増します。
何れにしても、仮配線で駆動チェックすればよいことです。
ファンとUSBコネクタの結線
工作過程をレポートするほどの中身が無いので簡単に
ライトニングケーブルはiPhone付属の純正のものです。
USBコネクタから必要な長さを確保しケーブルを切断し、皮膜を剥ぎ、下記の線を使用します。
- シールド部分 : GND ・・・ ①
- 赤ケーブル : DC 5V ・・・ ②
ファン側はマザーボード接続用のコネクタ部分を切断、下記の線を使用します。
- 黒ケーブル : GND ・・・ ③
- 赤ケーブル : DC 12V ・・・ ④
結線は、①と③、②と④ で仮配線、USBコネクタをUSB電源アダプタに接続し、ファンの回転状態を確認します。
やはり予想通り、
電圧チェックはされずに、供給された電圧でファンが回り始めました。
仕上げ
結線した部分が外れてしまうのを防止するため、熱収縮パイプで結線部分を固めます。
次に、ケーブルがバラバラにならないように、細めのインシュロックでまとめます。
実際に使用してみた感じは、
発生します。
風の届く距離はおおよそ30cm程度で、ちょうどいいです。
回転数が低いので、仮にプロペラ部分に指などが触れても大丈夫な感じです。
気になる方は安全対策してください。
※ この工作は自己責任で実施してください。
今回の工作
です。
くろねこのガラクタ遊び、いかがでしたか?