こんばんは くろねこです。
今回投稿するのは、2017年に決行したソロドライブです。
当時の愛車は、BMW F30 320i MSport です。
この日、4月に手術した場所の経過診察するため、神奈川県のある大学病院に。
9時より、心電図、超音波の検査を行い、昼前に主治医の先生の診断を受けました。
もちろん、結果は良好で問題なしとのこと。
検査終了後の予定として、ソロドライブに行こう! と実は計画していました。
この日は金曜日なので、日曜日フルフルまで、2.5日あるので、1000kmを超えるソロドライブが可能。
ということで、ほぼ毎日、昼休みに Googleマップ を眺めた結果、
陸前高田! 奇跡の一本松を見に行こう!
となったのです。
そして、通称、猫島と呼ばれる「田代島」に渡り、
にゃんこと一日過ごそう! と。
ざっくりとした計画ですが、あとは臨機応変に。
DAY 1 2017/06/30 東北自動車道を北上
8:30 大学病院到着
体調に問題は無い! 退院後も全く問題ない。
検査は淡々と進み、主治医の診断で「問題なし」をいただきました。
やっぱり、ちょっと不安がありましたが、これで安心です。
こころおきなく旅立てます!
11:40 神奈川県某所 (大学病院)
陸前高田まで、約530km。ほとんど高速道路なので、平均時速50km/hで計算しても10時間超えです。休憩時間や渋滞を考えると計算通りにはとても無理。
取り急ぎ、ナビに目的地をセットしたところ、
最寄りIC → 圏央道(首都圏中央連絡自動車道) → 久喜白岡JCT → 東北自動車道 → 仙台南IC → 三陸自動車道 → 一般道 → 陸前高田
のルートを表示しました。
このルートの場合、間違いなく石巻~陸前高田の間で宿探しとなります。
この間、大きな町は無いため、宿探しは困難を極めそうです。
だったら、ということで、
東北自動車道を北上し、一関ICから一般道で山越えして陸前高田に行く方がリスクが低いと判断しました。
一関市なら じゃらん での検索でもホテルは多く、そこそこリーズナブル。もちろん空き部屋も大丈夫そう。
目的地設定 → 岩手県一関市 で病院駐車場を出発!
時刻は正午です。
何も食べていない くろねこ は空腹に耐えかねず、本当はもっと先のSAに行きたかったのですが、羽生PAで遅い昼食です。
短いランチタイムを終え、再び、本線に戻ります。
出発して6時間以上で疲れが。トイレ休憩&ストレッチで蔵王PAに
時間的に、今夜の宿泊先を決めなければなりません。
長者原SAで最後の休憩をとり、じゃらんでホテルを探します。
ここからは一時間もあれば一関ICです。
チェックインは21:00で予約。ラストスパートです。
20:19 チサンイン岩手一関インター
その名の通り、ICからすぐに到着です。
とてもきれいな建物。駐車場も大きくゆったり
チェックイン後、夕ご飯を
病み上がりでしたが、ソロドライブで肉体的には疲れていましたが、すごく元気に(嬉)
DAY 2 2017/07/01 陸前高田 奇跡の一本松へ
いよいよ最初の目的地である 陸前高田市 をBMWにセットします。
ルートは、県道19号線 → R343 です。所要時間は約一時間半。
8:30 チサンイン岩手一関インター
昨晩の夜間走行でBMWのフロント周辺は虫の死骸だらけです。
軽く掃除して出発です。
10:00 R343でまもなく陸前高田というところ
そろそろ山間部を抜ければ、海沿いに抜けるところです。
10:15 陸前高田
10:20 高田松原
重機があちこちで瓦礫の撤去や地面の整地をしています。
道路は土砂や瓦礫を運ぶダンプカーが土埃を舞い上げながら走ってます。
高田松原には何も残っていません。
正直、映像で見ていて知ってるはずでしたが、目の当たりにすると本当に声がでません。
ここから、2017年7月1日(土)の高田松原の画像の一部を掲載させていただきます。
土埃の中、「奇跡の一本松」、目に焼き付けました。
少し離れたところに、「東日本大震災 追悼施設」 と 「復興まちづくり 情報館」がありました。
情報館の中には、在りし日の街並みの写真が掲載されておりました。
あたらめて自然の猛威を見せつけられました。
遠くにある看板に、あの日を想像することが、とても怖いです。
一瞬で街を飲み込んでしまったのですね。
このとき、恥ずかしいくらい涙が出てました。
昨日まで落ち着いていた鼓動がとても速くなり、胸が締め付けられる感じでした。
でも、この目で見たことしっかり心に焼き付けました。
BMWに戻り、涙を拭き、心を落ち着かせて、次の目的地に向け出発です。
次の目的地は石巻です。
13:30 高田松原 出発
出発して間もなく、高台から海が見える場所のパーキングスペースがありましたので海をバックにBMWを撮影
途中、海岸付近の低い場所には、津波で破壊された建物がありました。
明日(7/2)、田代島に向かうため、フェリーの情報を入手のため、港へ
明日は、9:00出航です。所要時間は46分です。
実は、船、NGなんです(悲)
でも、大好きなにゃんこに会うため、絶対に負けられない戦い なんです。
今夜の宿泊先をじゃらんで。土曜日なので空きが少なく焦りましたが何とか確保。
酔い止め薬をゲットしチェックインしました。
宿泊先は、バリュー・ザ・ホテル石巻
寄せ書きが貼られてました。
心揺さぶられるような想いでしたが、来てよかったと思っています。
DAY 3 2017/07/02 猫島(田代島)へ
今日(7/2)は、今回のソロドライブのもうひとつの目的地である田代島です。
「猫島」として有名な島です。
田代島へは、朝一の便で渡り、最終便で帰ってくる予定です。
最終便は16:46に石巻港に帰ってきます。
片道約一時間なので、約6時間近くにゃんこと。。。
帰ってきたら、一気に東京に向かい、日付が変わる前には帰宅できる予定です。
8:30 フェリー乗り場(網地島ライン)
石巻 - 二斗田 往復2460円 (2017年当時)を購入。酔い止め薬服用!
「絶対に負けられない!」思いを強く持ち。。。(笑)
一時間足らずの船ですが・・・ 薬のおかげで大丈夫です!
正面に田代島、見えてきました!
多くの猫好き客が下船し、その人波に付いていきます。
さっそくにゃんこ現れます。
かなり高台まで登ってきましたが、ここにも大震災の記憶が残ってます。
紫陽花が咲く野原を進むと一匹のにゃんこが
にゃんこに付いて、野道を登っていくと、マンガアイランドがあります。
見晴らしのいい高台の宿泊施設です。
もちろん、にゃんこいます!
ふたたび、歩き始めます。
さらに歩くと「島の駅」という施設がありました。
そして、猫神様をまつる猫神社です。
そばには番人のようなにゃんこもいました。
木立の中の道を歩き、港に向かい持参したお弁当をいただきます。
その後、港で遊ぶ子猫に出会います。めっちゃ可愛い子でした。
やがて、最終便の出発時刻が迫ってきました。
にゃんこと一日戯れ、非常に満足な気分で石巻に戻ってきました。
フェリーを下船し、BMWに乗り込んだときはすでに17:00です。
ナビをセットすると約450kmで到着予定時刻は23:30
都心に入る前に休憩をとる予定で出発です。
・・・
東北自動車道を南下し、何とか日付が変わる前に帰宅しました。
本当はものすごく疲れているはずですが、非常に充実した3日間でした。
後日談
実はこのあと、再び、高田松原、訪れています。
これについては改めて記事として投稿しますので、お楽しみにしてください。
今回、東日本大震災に関する内容を投稿させていただきました。
この記事以外にも震災に関する記事がありますので、お時間のある方はお立ち寄りください。
また、猫好きの皆様、ぜひ、田代島行ってみてください。
自由な猫たちに癒されてください。
ただし、田代島を訪れる際の注意事項があります。
・ 猫に餌を与えない
・ ゴミの持ち帰り
・ 犬は連れて行かない
・ お弁当・飲み物は持参
また、にゃんこに会いたい くろねこ でした。