こんにちは くろねこです
今回は、PC関連の記事をアップさせていただきました
この記事は、自身の備忘録としての内容ですが、どなたかのお役に立てる情報でもあると思います
必要なもの
バックアップ用外付けドライブ
USB3.0で接続可能なもので、HDDでもSSDでも構いません SSDのほうが高速アクセスが期待できます
容量は、元のSSDの3倍以上くらいの容量のものが(余裕を持たせるため)に良いと思います
具体的には、元が256GBなら1TBがきりが良く余裕が持てるので良いと思います
1TBクラスの作業用USB3.0ディスクは持っていると何かと便利です
くろねこの場合、内蔵用のSATAドライブが倉庫にあるので、外付けケースを装着して使ってます
外付けDVD/BD書き込みドライブ
システム修復ディスクはDVDで作成するため、書き込み可能なドライブが必ず必要です
ノートPCやデスクトップの双方で使えるUSB3.0接続の外付けドライブが便利です
くろねこはBDへの書き込みができるマルチドライブを使用してます
DVD-RWメディア(1枚)
システム修復ディスク用のメディアです
くろねこはDVD-RWメディアをよく使います
本来なら「未使用の」メディアとなりますが、
この記事では
使用済みDVD-RWメディアを初期化して使用する流れで進めていきます
DVD-RWメディアの初期化ということだけでも使える情報と思いますので、そこだけでも必見です!
事前準備
イメージバックを始める前にバックアップ先のバックアップ用外付けドライブ(以下、バックアップディスク)を初期化し、ひとつのパーティションだけの状態にします
(バックアップ先を空にしておくことで、誤接続を防止するためです)
操作は、ディスクマネージャで行います
以下、その手順です
- バックアップディスクを接続
イメージバックアップを取得したいPCのUSB3.0lポートにバックアップディスクを接続します
ディスクマネージャで、接続したバックアップHDDのディスク番号を確認しておきます - バックアップディスク内の全パーティション削除
- バックアップ用パーティションの作成
全領域をバックアップ用パーティションとして作成します
確保したドライブはNTFSでフォーマットします - ボリューム名の設定
今回は1TBのHDDを用意したので「EXT-1000」 とします
ボリューム名は誤って別のドライブを操作しないよう必ずつけるようにしてください
イメージバックアップ
今回は、Windowsの標準機能で(有償のソフトウェアを利用せずに)バックアップを取ります
Windowsには「バックアップと復元(Windows7)」という機能が用意されています
今回はこれを使ってイメージバックアップを取ります
バックアップディスクを接続
バックアップディスクをPCのUSB3.0ポートに接続します
接続したら、ディスクマネージャでドライブ名を確認します
(今回はドライブHで認識しました)
Windows7 バックアップと復元 の起動
- コントロールパネルを開く(キーボードから Win + 「R」→ 名前に 「control」 と入力し実行)
- バックアップと復元(Windows7)を起動
イメージバックアップ作成
左ペインの「システムイメージの作成」をクリックします
下記画面でバックアップの保存先を選択します
保存先は、EXT-1000(ドライブH)を選択します
以下の画面で、バックアップ対象のパーティションを選択します
ディスク0上のすべてのパーティションのバックアップを取得するので、上記の赤枠部分は無条件に対象なのでグレーアウトされています
青枠部分にはWindowsのシステムファイルが存在しないため、選択の可否が選べます
今回はドライブDも対象とするため、チェックし、次に進みます
この画面の上の部分に必要な領域サイズが表示されています
今回は1TBのディスクなので全く問題ありません
「バックアップの開始」をクリックして、イメージバックアップを開始します
・・・
あとは 放置です
システム修復ディスクはこの後、作成しますので、ここでは作成しません
これで、現在のシステムのイメージバックアップを外付けHDDに取りました
念の為、
外付けHDDには、Windowsイメージバックアップ(日付、マシン名)を書いたラベルをつけておきましょう!
システム修復ディスク作成
Windowsイメージバックアップを復元する際に必要となる「システム修復ディスク」をここで作成しておきます
システム修復ディスクで使用するメディアは「まっさら」(一度も書き込まれていない)の光学メディア(DVD、CD、BD)でなければなりません(USBメモリは利用できません)
くろねこの場合は、以前に使用したDVD-RWメディアを用意したので、まっさらな状態ではないので初期化を行います
メディアの初期化方法は下記の記事で記載していますので、ご覧願います
DVD-RWメディアの初期化が完了したら、システム修復ディスクを作成します
「バックアップと復元(Windows7)」左ペインから「システム修復ディスクの作成」をクリックします
あとは画面の指示に従って、システム修復ディスクを作成します
作成したら、ラベルをつけておきましょう!
そして、こちらにもラベルをつけておきます
「システム修復ディスク」
(UEFIブート可能)
出来上がったシステム修復ディスクは、UEFI ブート可能なメディアです
保管しておくもの
今回作成した、以下のものはシステム修復などの作業の際に必要となりますので、必ず保管してください
- イメージバックアップディスク(バックアップディスク)
- システム修復ディスク
おわりに
この記事の内容は、Windows 11 を対象に記載していますが、Windows 7、Windows 10、Windows 10 (おそらく Windows 8 / 8.1も)も同じ方法でイメージバックアップを作成することができます
イメージバックアップの作成時間は、バックアップ対象となるディスクの容量や使用状況、外付けDVD/BD書き込みドライブの仕様と転送速度で大きく変化します
安全対策のためのバックアップ作成なので落ち着いて焦らずに実施してください
イメージバックアップからのシステム復元は、別途、別記事として投稿予定です