くろねこ自由気ままな日記

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悔しいけど修理断念

こんばんは 失意のくろねこです

修理に取り掛かる

このブログに時々登場する友人J
体調を崩しているようで近々入院するとの連絡があった

そして

「退院までに修理してほしい」

ただ、hpのノートの修理はユーザの修理をあまりさせたくないような製品状態(全体的に絶縁テープで覆われているものが多く、修理困難な場合があると彼には伝えた

「それでもいいよ」

 

対象物は冒頭の美しいダークブルーのPC

これは、hpのElete Dragonfly G1 というPCで2019年モデルです

修理が必要な部分は

enterキーとshiftキー(右)が割れている

ご覧の通り、enterキー右側shiftキーが割れてます

調べてみるとこのモデルはキー破損が多いらしく、後継機種では改善が図られているとのこと

触ってみた質感、
軽量化のため、非常に薄く成形されており、強く押すだけでキーがたわむ、そんなキーボードなんですね

古い世代(昔の機械式のキーボードをガチガチたたいていた世代)は確実に壊しますね・・・

PCのスペックは以下です

CPU : intel i5-8265U 1.6GHz
メモリ : 16GB
SSD : m.2 256GB NVMe

第8世代CPUなのでWindows11のサポート対象になります

なるほど・・・ 

そこそこのスペックだし、それなりの価値があるPCだからか・・・

 

取り急ぎ、そのほかの状態を確認するため、SSDを初期化し、Windows 11をインストールしてみました

キー以外の破損はありませんでした

インストールは難なく終わり、すべてのデバイスもインストール完了時に認識していました

そうそう、裏側のゴムのすべり止めがはがれかかってましたね
これは最後にボンドで接着すればOKです

最後にボンドで接着する予定

割れているキーもキーとしては認識しています

ちなみに Windows 11 Pro は25H2でした(インストールは2025年11月1日に実施)

この時点で、交換用キーボードをネットで注文
バックライト付きで 2,838円(税込)でした

三連休 左手のリハビリを兼ねて

交換用キーボードが届いたその日、午後から作業を開始しました
作業は3時間くらいと思ってました

届いた交換用キーボード

早速分解します

背面カバーを開けたところ

hpの場合、カバーのネジはトルクスネジであるため専用のドライバーが必要です

どうして、こういう構造にするのかな? とぶつぶつ言いながらカバーを開けました

手前の左右に長いものがバッテリー、その奥がマザーボード、その右にCPUファン、右端がIO用のボードです

中央にSSDが配置されてます(絶縁テープが貼られてます)

ここまでは、スムーズに作業は進んでいます

バッテリーとCPUファンを取り外し、マザーボードを取り外します

マザーボードを取り外したところ

マザーボードを撤去したところ、絶縁シート(テープ)に覆われたキーボードが現れました

絶縁シートはしっかり糊付けされていてきれいに剥がすのダメそうです

(元には戻せません)

でもキーボードを固定するネジはこのシートの中なので、やるしかないです(泣)

なるべく少しずつ絶縁シートを剥がしながら、細かいネジを外していきます
ネジの数は数えていませんが30個以上あったと思います

一部のネジは画面を固定するヒンジの下にあるため、画面も外します

悪戦苦闘は深夜に及び

キーボードを撤去したのはすでに25時をまわっていました(疲)

以前のように左手が使えないくろねこの疲れのピークでした

交換用キーボードを取り付け、すべての配線を戻し組み上げます

意識は朦朧とし、かなりヤバい状態
とりあえず、動作テストを実施します

電源スイッチを押します

緊張の一瞬です

 

しかし、
電源が入りません

何度、スイッチを押しても反応しません💦

全体を見直し、各コネクタ(特にフラットケーブルの接続部分)を確認しますが、
状況に変化はありません

体力の限界も近く

これ以上は無理と判断し、三連休最終日に全面的な見直しを実施することとします

連休最終日

2025年11月3日 文化の日

朝から作業に取り掛かります

組みなおしを終わり、動作確認です

再び息をのむ瞬間です

どうだ!

・・・

 

電源が入りません

 

言葉がありません

ただ、起動できる条件があります

その条件は

① バッテリーを外す

② USB電源アダプタ(USB-PD)を接続

③ 電源ボタンを押す

ここから、通常通り Windowsが立ち上がり、普通に使える状態になります

ただし、BIOS電池(CMOS電池)を搭載しないこのPCはバッテリーを外した時点で時刻情報が消失するため、そのエラーが発生します

Windowsをシャットダウンすると再び電源が入らない状態になります

起動させるためにはPCのカバーを外さないといけないので、これでは、使い物になりません

何度、見直しても状況に変化はありません

敗因は?

ここからは、確証の無いはなしですが、敗因(原因)は以下と考えています

  • きちんと絶縁されていない(絶縁シートを剥がした)
  • 絶縁シートを剥がす際に一部の部品が外れてしまった

絶縁については絶縁テープ・シート等でしっかり絶縁すれば、復活の可能性はあります
しかし、部品が外れたほうはその部品の行方も調べようがないので復活の可能性はゼロになります

まあ、そこまでして復活する必要があるのか?

友人Jには申し訳ないですが、状況を説明しようと思います

おわりに

hpのノートPCの修復は難しいですね
絶縁シートで覆われたボード類、いろいろなものがテープで固定されている
そんな製品なので、基本的に修理や再生は考えていないものと判断しています

似たような客層を持つDELLとは対照的な考え方だと思います

くろねこは やっぱりDELL かなぁ!

とつくづく感じた三連休でした

交換用キーボードの費用は「勉強代」ですね

ちょっと J のことが気になります

 

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