くろねこ自由気ままな日記

趣味の話題や忘備録(的な)情報のページ

ブログランキング・にほんブログ村へ

星の海へ

こんばんは くろねこです。

先日、松本零士先生の訃報が伝えられました。
もろにその世代であったので大変ショックでした。
まだまだ、たくさんの作品を出していただきたかったと思っています。

心よりご冥福を祈るとともに、ありがとうございました。

期間限定ながらも youtube
1979年の劇場版「銀河鉄道999」が公開されていました。

70~80年代、多くの作品が公開されました。

大人の世界に少し踏み入れ
社会で生きていく厳しさをひしひしと
そして、人との関わり合いや心の移り変わりの
難しさを感じていた頃です。

そんな中、松本アニメは現実離れした世界観でありながら
生きる意味や決意
そして、友情
をあらためて感じさせてくれるものでした。

機械の体をただでもらえる星に行くため
謎の美女メーテルと地球を後にする星野鉄郎

少年の青春の旅立ち

少年のドラマの始まりを描いた出発のシーンはワクワクします。

機械の体をタダでもらえる星へ謎の美女メーテルと旅立つ星野鉄郎

ハーロック、エメラルダス、トチローが「友情」を軸として登場する銀河鉄道999は純粋にカッコいい男たちとして描かれ非常に胸が熱くなります。
(エメラルダスは女性ですが、その「男気」がカッコいい)

強い絆で結ばれた信頼できる仲間たち

これらの作品は同じ時間軸で描かれ、ハーロック、エメラルダスは他の作品に度々登場し、ストーリーをより引き締めています。

そのほか
「誰かのために」の想いを感じさせる登場人物も

銀河鉄道999 / さよなら銀河鉄道999
ぶどう谷のアンタレス
ガラスのクレア
アンドラード星のミヤウダー
黒騎士ファウスト
メタルメナ

わが青春のアルカディア
自由アルカディアの声 マーヤ
イルミダス地球占領軍司令官 ゼーダ
トカーガ星戦士 ゾル

1000年女王 / メーテルレジェンド
雪野弥生のちのプロメシューム

負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある

みんなそれぞれが
誰かのため
おのれの信じるもののため
負けると分かっていても戦った
「戦士」である。

長い時間(とき)の中、薄汚れてしまったくろねこの心が洗われ、少年の目で見た「自分の正義」との乖離に複雑な想いです。

そして、少しだけ「無垢な少年」に戻ります。

出会いがあり別れがある

最後に

松本先生は多くの人の心の中で
大山トチローのように生き続けると思ってます。

あらためて、松本アニメ(特に999は)は
「青春という名の列車」としてくろねこの心の中を今も走り続けています。
行き先はわかりません。
長い長い旅でしたが
もうすぐ終着駅なのかもしれません。


この記事の下書きは通勤途中の電車で書いているのですが
ここまで書き終えたとき、イヤホンから

PRISONER OF YOUR LOVE - YouTube

か流れてきました。

星の海へ旅立った松本先生を思い浮かべ
気がついたら熱いものが込み上げてきました。

多くの感動をありがとうございました。

今 万感の思いを込めて汽笛がなる
今 万感の思いを込めて汽車が行く
一つの旅は終わり また新しい旅立ちが始まる
さらばメーテル
さらば銀河鉄道999
さらば少年の日

電車の中で大泣きです。

さらば少年の日

今日は少年に戻ったくろねこでした。


くろねこ自由気ままな日記

www.kuronekofreedom.com

ブログランキング・にほんブログ村へ
© 2020 くろねこ自由気ままな日記