こんばんは くろねこです。
朝からの雨は日付が変わった今も降り続いています。
日付は2021年6月21日(日)になりました。
前回の記事で、激速マシンを作り上げました。
その際に、並行して、激速に至るまでの段階で性能がどのように変化するのかデータを取りながら進めました。
今回の記事はその結果を整理したものです。
激速までの道のり
ターゲットとなったPCは、友人が持ち込んだ DELL OPTIPLEX 9020 SFF で、ビデオ編集用のPCとして使いたいということからスタートしました。
もともとのスペックは
- CPU Intel Core i7-4700 3.40GHz
- メモリ PC3-12800S 4GB×4 合計16GB
- ディスク Seagate SATA3 500GB 5400rpm
- ビデオ AMD Radeon R7 200 Series
で、メモリの増設とディスクをSSDにすることになりました。
その詳細については、前回記事をご覧いただく方が早いので、こちらをクリックしてください。
記事のとおり、HDDだったものをNVMe m.2 SSDに換装し激速なったわけですが、NVMeでのブートは、Clover EFI bootroader を利用しないと起動できないなど、古いPCならではの問題が発生します。
このクラスのPC(NVMeでブートできないPC)を再生したいなどの要望も多いと思います。
しかしながら、Clover EFIまでして・・・
このような方は、ただ単純に、HDDをSATAⅢ-SSDに交換することで、比較的簡単に高速化することが可能です。
この場合、NVMeとの速度差がどの程度、生じるのか?
気になりますよね~
ということで、前回の記事では触れませんでしたが、NVMe m.2 SSDに換装する前に、SATAⅢ-SSDにWindows10をセットアップして、ベンチマークテストも実施しています。
要するに、
作業前のHDD → SATAⅢ-SSD → NVMe m.2 SSD
とハードウェア環境を変化させ、それぞれでベンチマークを採取しています。
ベンチマーク結果は?
ベンチマークは、CristalDiskMark と WinScoreShare で採取しています。
CristalDiskMarkの測定結果比較
WinScoreShareの測定結果比較
まとめ
ベンチマーク結果は一目瞭然です。
理論的には理解しているつもりでしたが、SATAⅢ-SSDとNVMe m.2 SSDの速度差はほぼ規格上の速度差以上の結果です。
CristalDiskMarkの測定結果をグラフにしてみました。HDDはけた違いに遅くグラフに表現できないほどです。
これを見てしまうと、
同じお金をかけるなら
NVMe m.2 SSDにしたくなる
のは、ごく自然な流れだと思います。
拡張スロット PCIe(x4レーン)が空いていれば、激速行けます。
ここまでくると「激速」ではなく「爆速」と言ってもよいかも。
それでは、また。おやすみなさい。