こんにちは くろねこです。
多くの皆様が年末年始休暇に入り
交通機関は帰省のピークだそうです。
くろねこの仕事も終わり、少しマッタリしています。
今日(12/29)は晴天☀に恵まれ、気温も12℃で風もありません。
日差しのあるところでは非常に過ごしやすい陽気です。
さて、先週お届けした Latitude E5270 関連について、続報をお届けします。
リハビリ中に見つけたもの
先日 リハビリの最中
暇つぶしに見ていたスマホ
某通販サイトがタイムセールを開催中
何気なくお得なものを漁っていると
あるものを発見!
おもわず「ポチッ」としてしまいました。
その商品は
SUNEAST 256GB SSD NVMe PCIe Gen 3.0 ×4 3D NAND M.2 最大 3500MB/秒 SE900NVG3-256G
¥6,980 → ¥3,200 です。 54% オフ!
NVMe で 256GB では、知る限り破格と感じました!
口コミも悪くないし
で、ポチッ
商品到着
朝10時ころ(病院で)オーダーで、20時には届きました(早)
すごい世の中ですね~
で、届いたものが、これ!
開封します。
どうするか?
このSSDを見た時から密かに思ってました。
我が家のメインマシンに搭載するぞ!
このブログで何回か登場しているメインマシン
それは、DELL Latitude 7280 です。
これまで
・ ファンの不具合 → 脱着で一応解決
・ バックライト付キーボードへの交換
を実施してきましたが、このSSDに換装することで、性能アップが期待できます。
具体的には、m.2 SATA から m.2 NVMe になるわけで、
ディスクアクセス速度が大幅に向上するはずです。
本音を言ってしまえば・・・
先日、トラブル復旧 & チューンナップした友人「J」の DELL Latitude E5270 のベンチマークが思いのほか良いんです(汗)
悔しいですが、完全敗北でした
_| ̄|○
詳細は、下記リンク先に測定結果を掲載していますので、ご覧いただければと思いますが、PCの総合評価(WinScoreShare)の比較です。
やっぱり
7000シリーズ > 5000シリーズ
と思いたいですよね
全然納得がいかないくろねこ
スコア分析
見ての通り、スコアの足を引っ張っているのはグラフィックなんです。
デバイスは、intel HD graphic 520 で同じものとWindowsは認識しています。
ですが、スコアがあまりにも違いすぎます。
デバイスドライバも同じものが適用されてます。
こうも違いが出るのが納得できません!
どちらにしても、SSD交換によりWindowsのインストール(クリーンインストール)をするので、「おかしな状態」部分は解消されることに期待することにします。
NVMe SSD換装
7280のカバーを空けるとすぐにSSDが見えます。
固定しているネジ(1本)を外し、SSDを取り外します。
今回セールで購入した NVMe SSD をスロットに差し込みます。
SSD の切り欠き方向に注意して、やさしく差し込んでいきます。
奥まで差し込んだらネジで固定します。
カバーをつけない状態で認識状態を確認します。
問題なく認識していることを確認できたら、セットアップです。
Windowsセットアップ
Windows11 pro セットアップ用USBメモリ(以前に作成していたもの)を接続、LANケーブルを接続、電源ONします。
ウィザードにしたがいセットアップを進めます。
15分程度でセットアップは完了しました。
この時点ですでにすべてのデバイスを正常に認識しています。
無線LANにも接続して、インターネットへのアクセスも正常にできることを確認しました。
ベンチマーク測定
♪意気揚々とベンチマークを測定します。
NVMeの桁違いの速度にテンションアップ!
次にWinScoreShareによる総合評価です。
グラフィックの数値は残念ながら変化はありませんでした(悲)
何回測定しても同じような結果が出るばかり
ディスクアクセスの速度向上は確認できました。
まあ、今回の作業はSSD換装なので、この部分の数値が変化し、その他は変化なしというのは「あたりまえ」ですよね。。。
ということは
7280 と E5270 はグラフィックの実装状態が異なるということではないでしょうか
デスクトップPC の場合、グラフィックカードはPCIeスロットに装着しますが、そのときに使用するレーン数が異なるのではないでしょうか?
う~ん わからない
デバイスの誤認識なのか?
ドライバが駄目なのか?
本機はDELLの製品なので、DELLサポートサイトからドライバを入手しますが、そもそも、Windows11はサポート外なのでドライバはWindows10 64ビット用のドライバを適用してます。
したがって、Windows11での「正しい環境」ではありません(もちろん承知のうえです)それでデバイスを誤認識しているのでは?
ということで、チップセット提供元のインテルから、「インテル グラフィックス・コマンド・センター」というユティリティをダウンロード、実行したところ、認識しているデバイスは、Intel HD Graphics 520 で問題ありません。
そこで、そのコマンドセンターから最新ドライバをダウンロードし適用してみます。
DELLから入手したものは。2022年1月のバージョン(ver30.xx)でしたが、intelから入手来たものは、2022年8月のバージョン(ver31.xx)で新しくなっています。
念のため、ドライバ適用後、PCを再起動し問題なく動作しているかを確認します。
ベンチマーク再チャレンジ
大きく膨らむ期待
WinScoreShareを実行します。
数分後、結果が出ました!
グラフィック以外は良いスコアです。
問題のグラフィックは変化なしでした(悲)
かなり期待していたのですが
考察
素人ながら、考察を
Latitude 7280 と Latitude E5270 はグラフィックデバイスの物理的な実装方法が異なるものと判断してます。
調査段階で触れましたが、グラフィックデバイスのデータ転送の帯域が E5270 の方が太いものと判断しました。
帯域とは簡単に言うと、一回のデータ転送で送れるデータ量で、帯域が大きいほど画像の描画が速くなります。
おそらく、ここがボトルネックになっていて、同じデバイスでも性能差が生じているのではないでしょうか!
こうなると、大変悔しいですが
やりようがありません!
Latitude 7280 は 7000シリーズ 12インチモデル 第8世代(2017年)のオフィス向け製品
Latitude E5270は 5000シリーズ 12インチモデル 第7世代(2016年)のオフィス向け製品
7000シリーズは全体的によく造り込まれているハイエンドモデルで価格もそれなりです。
第7世代と第8世代では筐体も大きく変化していることから、モデルチェンジの際に大きく設計変更され、コスト削減と性能アップ、軽量化が図られた結果、7280 発売時点(2017年)で、オフィス向け製品ではそんなに高い性能のグラフィックは不要と判断したのかもしれません。
7000シリーズは売れ筋の主力製品
僅かなコストダウンも全体では莫大なものになります。メーカとしては当然の判断だったのでしょう。
おわりに
起動しなくなった Latitude E5270 の話が
こんなに(自分の中では)大きくなるとは思っていませんでした。
もっと言うと、E5270 復旧&パワーアップ しても 7280 には遠く及ばない
と友人「J」に引き渡すつもりでした。
この「賎しい」性格がとても哀れです。反省です。
何も言わずに引き渡します。→ 年末(この記事をみて、J はどのような反応を示すのか)
でも、何か楽しかったです。変態ですね。
最後に、ノートPCでも比較的簡単にグラフィックスデバイスのアップグレードができればいいなぁと思ってます。
以下、この記事に関連する記事です。
お立ち寄りください。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
それでは