くろねこ自由気ままな日記

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「生きること」、「生きていること」

こんにちは くろねこです。

日によって気温が激しく変動するこの時期
体調崩していませんか?

春を感じる日もあれば冬に逆戻りの日もあります。
このご時世ですので、体調管理しっかりやっていきたいですね。

昨日(3/20)ちょっと渋滞はまってきましたのでそのレポートです。

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お彼岸 三連休

まだ、春浅い三連休
まん延防止等重点措置 全面解除直前となった3/20は天候にも恵まれ、お彼岸とも重なり、幹線道路はあちこちで渋滞が発生しました。
くろねこもお墓参りに出掛けましたが、大渋滞におおはまりでした。

急いでも仕方ないので、USBメモリの大量の音楽をBMWで、まさに「ひとりカラオケボックス」状態(笑)

目につくのは

走っていて どうしても気になってしまうのが、ガソリン価格です。高いですね(泣)
普段なら、スタンド毎に値段が違うのですが、価格協定? と思うくらい値段がエリアで統一されてました。

ざっくり、3/20のエリア別ハイオクのリッター単価は
東京多摩・八王子、埼玉飯能 178円
埼玉 花園、寄居 178円
埼玉 長瀞 179円
埼玉 秩父 180円超

くろねこは自宅を出たときの残燃料での走行可能距離は110kmとBMWは表示しています。
これは、リアルタイムで燃料の消費状況から算出した走れる距離の計算結果で、常に変化していくものです。

当初、埼玉県深谷市のあるスタンドが他店よりガソリンが5円以上安く、こんな時だからこそと目指していましたが、意味ありませんでした(悲)

何度か燃料残量の警告を無視してやって来ましたが、結果、50L以上のBMWの食事に約9000円もとんでいきました。

 少し足を延ばして

今日の目的を終え、来た道を引き返すのが嫌いなくろねこは進路を西にとり、R140で秩父経由で帰ることにしました。

下り秩父方面は気持ちよく流れて、約40分で秩父駅横の駐車場に到着
時刻は16:40
陽が長くなりまだまだ明るい時間帯
2時間程度ブラブラしようと歩き始めました。

秩父市内を散策

駅から徒歩で5分くらいのところに秩父神社があるので、まずはそこでお参りです。

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秩父神社

実はくろねこ、この街の高校に通ってました。母校を見たくなりン十年ぶりにいってみました。地元ではないので母校には卒業以来です。

大体の位置はわかっているのですが、ちょっと裏路地から行ってみようと路地に入っていきます。

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途中 14番札所の脇を

突然現れた14番札所です。この場所の記憶は残っていませんでした。

狭い路地を抜けていきます。

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正面には雪の残る山が見えます

やがて、見覚えのある景色が
ほどなくして母校に到着、当時新築だった校舎もかなり疲れた表情を見せています。
懐かしい!

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在学中にこの校舎が出来上がりました

学校周辺の施設(お店や飲食店)も記憶をたどりながら探してみます。

学校の周りは大きく変化し、時の流れを感じました。

それでも何かないかとうろうろ・・・

当時、部活顧問のセンセが通っていた中華レストラン「眠眠」を探します。
道路の幅や位置関係の記憶が劣化しており、なかなか見つかりませんでしたが、あきらめかけたその時、

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見つけた

残念ながら日曜日は営業していませんでした。

大通りに戻ると、そこにも当時買い食いしたたい焼き屋さん

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たい焼き屋さんもありました

「生きること」、「生きていること」

しばらく歩いたのち、暖かいおいしい珈琲が飲みたくなり、珈琲専門店(「珈琲道」と言っておきましょう)に行ってみました。
ここを訪れるのは高校卒業以来です。
ひとりゆっくり珈琲を楽しむ、静かに珈琲の香りの中でいろいろ物事を考える そんなお店です。

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珈琲道

当時、若造(小僧)のくろねこはちょっと大人の世界を感じたくて背伸びしていたのかも知れません。
ラストオーダー時刻までもう少しという時間でしたが、一杯くらいは味わえるだろうと、重い扉を開けました。

オーダーした珈琲をマスターが席に持ってきてくれた時、
「ン十年ぶりに来させていただきました。ン十年前の3月、○○高校を卒業して以来です。」

「正直言うと、(身体の関係で)もう、来れないかも知れないので、寄らせていただきました。」

お店の雰囲気は当時のまま、自分が高校生の頃に戻った感覚でしたが、
年を取った自分とマスター
確かに時間は経過しているのですが、お店は当時のままです。

不思議というか、ちょっとうれしく思いました。

その後、マスターといろいろなお話をさせていただき、あらためて、「生きていること」を考える良い機会になりました。
マスターも自分も身体に大きな問題を抱えており、ある意味、「共通の敵」が身近にいることで盛り上がった気がします。

マスターが最後に、スーザン・オズボーンが歌う「荒城の月」を聴かせてくれました。
「生きること」、「生きていること」を考えるようなお話の後だったので、歌詞はよくわかりませんでしたが、
メロディーは染みわたりましたね。

心地よい珈琲の香りの中、流れる歌声

気づけば時刻は21時過ぎ、「ありがとうござました。ご馳走様でした。」とお店を後にしました。

気温はかなり下がり、頬を伝うものがとても冷たく感じました。

心の四季

マスターにお伝えした「最後の1分」で聴きたい歌は? でタイトル度忘れした曲はこれです。

高田三郎 混声合掌組曲「心の四季」より「風が」

四季のそれぞれの季節で流れる風(=時間)を歌う組曲のオープニング
くろねこはその中でも 最初の 春の終わりの何となく切ないところ の部分(下記の歌詞)がとても大好きです。

♪ 歌詞(一部)
 風が桜の花びらを散らす
 春がそれだけ弱まってくる
 ひとひらひとひら舞い落ちるたびに
 人は 見えない時間に吹かれている

東京地区では、ちょうど4月の半ばころではないでしょうか。

くろねこは、「最後の1分間」というよりは、「最後の1曲」にしたいですね。

おわりに

先週、ワクチン3回目を打ちました。3回目はモデルナ(初)です。
数日経過しましたが、微熱と腕の腫れは続いています。所謂、モデルナアームで、肩から肘にかけた部分が赤く腫れ今はとても痒いです。
あと2~3日は続くのでしょうか? 早く治まってほしいです。

そんな中、ン十年ぶりに訪れた珈琲道
自分にとって、また、一歩踏み出す「力」をいただいたような気がします。

「生きること」、「生きていること」答えは出ないかもしれませんが、
心地よい珈琲の香りの中で考えていきたいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

それでは、また。


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