くろねこ自由気ままな日記

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認定電気工事従事者講習 受講してきました

こんにちは くろねこです。

2022年11月13日(日)
午後から崩れ始めた空模様

14時現在、まだ雨は降っていませんが、空全体が暗く、強い南風が昼前から吹いています。雨の香りがしていないので、降り出しは夕暮れのころでは と

11月のも半ばというのに気温は21℃もありますが、来週は寒くなりそうです。

さて、「認定電気工事従事者」というのをご存じですか?
今回はその資格についてのお話です。

 

試験なしで取得可能な資格です

以降の情報は、第二種電気工事士の免状保有者向けに書いています。「認定電気工事従事者」の詳細については、下記のサイトを確認してください。認定電気工事従事者 (METI/経済産業省)

はじめに、「認定電気工事従事者」の簡単な概要です。

「認定電気工事従事者」認定証の交付を受けると、最大電力500kW未満の需要設備(「自家用電気工作物」という)のうち、電圧600V以下で使用する電気工作物の工事(電線路に係るものを除く)(簡易電気工事)に従事することができます。(電気工事士法第3条第4項)

認定電気工事従事者とは

簡単に説明すると、上記の図の通り、第一種電気工事士と第二種電気工事の中間的な位置づけです。

本来、第一種電気工事士の範囲である、簡易電気工事を実施できる資格になります。

しかも 認定電気工事従事者 は 試験なしで取得 できるのです。

これは取るしかありませんね!

では、どうやって取得するの?

取得するには

一般財団法人 電気工事技術講習センターが行っている
認定電気工事従事者認定講習を受講する

ことです。

以下、認定電気工事従事者認定講習の受講に必要な情報です。(2022年11月時点)

申込みが完了し、受講日が決まると「受講票」が郵送されてきます。

講習は、10:00~17:00 みっちりです。講習科目は以下の通りです。

第1編 配線器具並びに電気工事用の材料及び工具 ・・・ 1時間30分
第2編 電気工事の施工方法 ・・・ 1時間30分
第3編 自家用電気工作物の検査方法 ・・・ 2時間
第4編 自家用電気工作物の保安に関する法令 ・・・ 1時間

ひょんなことから
認定電気工事従事者講習受講へ

実は、くろねこはこの資格、全然知りませんでした。

何か資格を取ろうと思った昨年(2021年)7月
電気工事に興味があったくろねこは何とか取れそうな
第二種電気工事士 を取得しようと動き出しました。

そのとき、他の資格への優遇されるもの(一部の試験の免除など)があるか調べましたが、まったく無かったのを記憶しています。でも、自宅の電気工事ができるなど、自分にとってメリットが大きいことから取得に挑戦しました。

流れとしては、申込み(2021年8月)、学科試験(2021年9月末→11月末合格)、実技試験(2021年12月末→2022年1月末合格)、免状交付(2022年3月) と何とか取得に成功しました。

で、次の資格を物色していた夏のある日の出来事

社内のトラブル対応後の待機で、ある部署に座席を借りていたときのこと
普段からフレンドリーに接してくれる大先輩のYさんが

くろねこさんは○○の資格とか持ってます?」
(○○は電気工事士ではない電気関係の資格)

の会話がきっかけで、その日、帰りの電車の中でいろいろ調査していたところで「認定電気工事従事者」を見つけたわけです。

心の中で「金で買える資格か~」と

速攻、受講に関する情報を収集! (笑)

認定電気工事従事者講習受講は人気がある?

申込み期間に入った初日の夜、申込みサイトで受講申請をするのですが、初日なのにすでに満席だったのです。

えっ!?

移動しながらの追加申込み

追加申込みの日(8/16)はお墓参りの予定がありましたが、今年中に受講したいので、移動中の信号待ちの都度、スマホで予約状況を確認しながらでした。

なかなか席の確保ができず一時間以上経過し、そろそろ「ダメかなぁ~」と思っていたのですが、その時は突然やってきました。

まもなく信号は青に変わるころ、予約画面が次に進んだのです!

信号待ちの合間に

前方、約200m右側のところにセブンイレブンの看板らしきものが見えたので、そこで申込み登録を それまで「席、埋まるなよ~」と

幸い駐車場は空いていて、BMWを駐車し、申込み登録を進め、無事登録完了したのです。あとは、受講料の請求が指定のメルアドに届くので支払いを済ませば完了です!

受講日当日

真夏の申込み劇から、もうすぐ3か月、受講日当日を迎えました。
風は冷たい日でしたが天気は良かったです。初冬を感じさせる一日でした。

講習会場

80席の会場で空席は1つでした。
見渡す限り女子は2名

おそらく半分以上は電気工事の本職の方のようでした。
(現場に行くための作業服姿や工具持参)

講義のセンセも電気屋を相手にしている口調で、ところどころで専門用語でのエピソードも

トーシローのくろねこはちょっと浮いた感じでした。

さすがに座学丸一日は、おしりによくないですね。しっぽが痛かったです。

認定証の申請

認定証の申請に必要なものは以下の通りです。

  1. 認定電気工事従事者認定証交付申請書
    4,700円の収入印紙を貼る
  2. 電気工事士法第4条の2第4項の認定申請書
  3. 電気工事士免状、または、電気主任技術者免状の写し
  4. 認定電気工事従事者認定講習修了証
    講習修了時に配られます。
  5. 認定電気工事従事者認定講習講師の資格証明書
    講習修了時に配られます。
  6. 住民票(発行後3ヶ月以内のもの)
  7. 写真(縦4㎝×横3㎝、裏面に氏名、生年月日記入) 2枚
  8. 返信用封筒(認定証8.5㎝×6.5㎝が入るサイズ、切手不要)

準備ができたら、簡易書留で送付先(住所により送付先が異なります)に送付します。

おわりに

先日、無事、認定証の申請を済ませてきました。
早ければ11月中に認定証が届く予定です。

Yさんとの会話がきっかけと言いましたが、そもそも、そこに居た理由は(所謂、尻ぬぐいの)トラブル対応後の(誠意に近い)現場待機でした。
とても酷い状況になってから放り込まれたため、最初、現場は感情的になるし、本当にひどい状況でした。でも、問題点をひとつひとつ冷静に分析、対処し解決に持ってきたこと、もしかしたら神様がご褒美にしてくれたのかもと思ってます。

しかし、受講料と収入印紙などを考えると2万円近くかかりました。。。
まあ、それでも、試験勉強に必要なテキスト代、勉強に費やした時間を考えれば、お安いと考えています。

もし、同じように第二種電気工事士を取得したのもかかわらず、そのままになっている方は、ぜひ、認定電気工事従事者 おすすめです。

それでは

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