こんばんは くろねこ です。4連休、おとなしくPC弄ってます。
今回はタイトルの通り、古くなったPCのメモリ増設とSSD換装のお話です。
はじめに
だいぶ前に くろねこ がWindows7で使用していた DELL LATITUDE E6320 です。
このPCも時間の経過とともに、用途が無くなりしばらく放置してました。
いよいよ引退かなと思ってましたが、何か遊んでみよう! と。
まずは、いろいろなソフトウェアをインストールして、ソフトウェア的にはかなり汚れた状態だったので、クリーンインストールして、その「汚れた」(壊れた)部分をきれいな状態にする。そして、PCの本来のスペックを復活させる。
次に、搭載メモリが4GBであったのでOSも32bitでしたが、メモリ増設を行い64bit Windowsに。
そして、高速なディスクアクセスが必要となるWindows10なので、HDDではなくSSDにしてみて、性能比較を実施することです。
これと言って、利用目的がある訳ではないので、低コスト で実現します。
ベンチマークで良い結果が出たら、その結果に見合う用途が生まれるかもしれませんし、PCを必要とする方がいらっしゃれば、お安く譲るのもありかなと。
今回はそのレポートです。
メモリの入手
低コストで実現なので、新品ではなく中古品で実現します。
くろねこ はヤフオフで、メモリ規格があうもの(sodimm PC3-12800S)の4GBの2枚セットを落札しました。
元々のメモリは、PC3-10600S でしたが、メモリ・バスクロックが少し高い PC3-12800S なので、
① 容量アップ 4GB → 8GB
② メモリクロックアップ 166MHz → 200MHz
③ バスクロックアップ 667MHz → 800MHz
となります。②③はマザーボード側の対応が必要(E6320はOK!)で、データ転送速度の向上につながります。
SSDの入手
「ディスク容量とメモリ実装量は多ければ多いほど良い」と思ってるくろねこですが、
ベンチマークテストが目的 & 低コスト なので
・ メモリはE6320の最大搭載量の8GB
・ SSDは、OS+α の容量でよい(コスト優先)で、128GB程度
・ SSDの規格は、E6320ではSATAⅢで接続なので、2.5インチのSATAタイプのもの
とします。
2.5インチSSDは、128GBクラスだと、1,800~4,000円くらいが多いので、
Amazonの口コミ等を参考に購入しました。
ハード変更前の状態でベンチマークテスト
ハード仕様を変更する前の状態で、比較用ベンチマークテストを実施します。
余計なソフトウェアの影響を受けないために、Windows10 Pro x64 をクリーンインストールします。
Windows10セットアップ用USBメモリは先日作成したものがあったので、それを使用します。
セットアップ用USBメモリを差し込み、電源オン、USBメモリからブートします。
途中引き継ぐものを聞かれます。
今回はクリーンインストールなので何も引き継がずOSのみインストールします。
約1時間以上かかり、ようやくログイン画面に。
Chromeをインストールして、
CINEBENCHとCrystalDiskMarkをインストールして、再起動します。
CrystalDiskMarkを3回実行、そのあと、CINEBENCHを実行し、結果を記録します。
CINEBENCHはかなり時間がかかりました。
メモリ増設、SSD換装
PCを裏返し、カバーを外します。
ネジはかなり固かったですが、外すと簡単にカバーが外れました。
既存のメモリをすべて取り外し、本日到着した落札したメモリと差し替えます。
HDDもSSDに交換。電源を入れ、BIOS画面でメモリとSSDを認識していることを確認。
Windows10 インストール
ディスクが変わったので当然ブートしません。
セットアップ用USBを差し込み、そのUSBからブートします。
前回同様にセットアップを進めます。
早っ、早いっス!!
10分足らず
でWindows10のインストール完了、Chromeのインストールも完了です。
とにかく早くて期待が高まります。
CINEBENCHとCrystalDiskMarkをインストールして、再起動します。
同じ手順で、CrystalDiskMarkを3回実行、そのあと、CINEBENCHを実行し、結果を記録します。
結果発表
CINEBENCH
195ポイントから602ポイントに!
CrystalDiskMark
読み込み速度は約5倍、書き込み速度は3.5~4倍。
ランダムアクセスに至っては
もっと大きな差が読み取れます!!
とても良い結果にくろねこは大変びっくりしました。
まとめ
上記の結果のとおり、SSD化は非常に大きな性能アップにつながることがわかりました。まだ、Windows10とChromeしか入っていないので、Officeやウィルス対策ソフトを入れた状態でいろいろ作業してみないとわかりませんが、少なくとも「引退」はもっと先になりそうです。
最期に、E6320の仕様とコストです。
<BEFORE>
CPU : Intel Core i7-2640M 2.80GHz
Memory : Nanya PC3-10600S 2GB × 2 合計4GB
HDD : Seagate SATA 7200rpm 320GB
<AFTER>
CPU : Intel Core i7-2640M 2.80GHz (変更なし)
Memory : hynix PC3-12800S 4GB × 2 合計8GB
★ ヤフオク 2,689円
SSD : ASENNO 120GB 2.5inch SSD SATAⅢ
★ Amazon 1,799円
費用合計=4,488円(税込み&送料込み)
さて、このPCどうしましょうか?