くろねこ自由気ままな日記

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キーボード レイアウト

おはようございます。くろねこです。

自称元SEにとってキーボードは、野球選手のバットとグラブに相当するものです。
そのキーボードについて触れさせていただきます。

今回はキーボードのお話し

キーボードの操作性はPCの操作性と言っても過言では無いと思っています。
プログラムを組むこと自体がだんだん無くなってきている現在(No codeやLow code)でも、ドキュメント作成では、やはりキーボードは外すことができないアイテムです。

キーボードは重要なアイテム
(使い古してテカリが出てます)

そして、IMEに代表される日本語FEP(←死語かな?)の多くは、文字入力にプラスして、「変換」「無変換」やファンクションキー等で入力変換や確定操作を実施します。
したがって、文字キー以外の入力補助キー(キーボード最前列やファンクションキー、enterキー周辺など)の配置や見易さは文字入力の操作性を大きく左右します。

今回は、特殊なものを除くごく一般的なWindows用のキーボード
① 日本語109キー (デスクトップ用のフルキーボード)
② ノート用日本語キーボード
について触れたいと思います。

何れも操作には慣れが必要

①はだいたい同じような配列になっているので慣れてしまえばよいのです。
②はノートPCのサイズ(特に12インチ前後のPC)による物理的な制約で配置がメーカ別に異なる場合が多いですが、これも、慣れ次第です。

複数のPCを扱う場合は、各配置を意識しながら使わないといけないので、人間側の意識の切り替えができればよいですが、くろねこの場合は、KVMスイッチによるPC切り替えを実施しているため、基本的にひとつのキーボード・マウスで操作できるようにしています。

TES-HKS1601A1U (2022年4月に導入したKVMスイッチ)

愛用のUSB有線キーボードとBluetoothマウス

ノートの場合は、たまに、「裸」(ノート単体)で使うことがあり、その際には「違い」を意識して使ってます。
特にノートの場合、HOME、END、PAGEUP、PAGEDOWNの位置は意識しながら使ってます。くろねこはこの4つのキーの使用頻度は高く、独立したキーになっているものが好きです)

HOME、END、PAGEUP、PAGEDOWNの配置(ノート)

それでも使いづらいキーボード

昨年(2023年)8月に貸与された、ノートPCとデスクトップPCはどちらもhp製のPCです。
正直に言うと 慣れないですね・・・

その原因は
ファンクションキー周辺です。
配列が特殊なわけではありません。
各キーが均等間隔で並んでいるんです!
そして、シングルタッチでないことです!

デスクトップ用の付属キーボードの配列
ESC、F1、F2、F3、F4、F5、F6,、F7、F8、F9、F10、F11、F12、印刷
となっています。(最後の「印刷キー」は なんだそりゃあ ですが)
配列は(印刷キーを除けば)全く問題ありません。
が!
スペース的な余裕があるにもかかわらず、各キーの間隔が均等なんです!
おまけに、キートップの大きい表示がファンクションキー名ではないんです!
デフォルトでファンクションキーの操作を行うには、Fnキーを押しながら操作しなければなりません(一応、Fn lock キーというのがあり、シングルタッチにすることも可能)

一般的なキーボードの場合、■が隙間とすると
ESC ■ F1 F2 F3 F4 ■ F5 F6 F7 F8 ■ F9 F10 F11 F12 ■・・・
のように、4つずつ少し間隔が広がっているんです。
だから、感覚的にファンクションキーの位置を把握できるんです。
そして、ファンクションキーはシングルタッチで操作できます。

hpのデスクトップ用のキーボードは
アプリケーションキーと呼べばよいかわかりませんが、
印刷キー : backspaceキーの上
電卓キー、デスクトップ表示キー、通知表示キー、ロックキー : テンキーの上
がご丁寧についてます。
印刷キーを付ける余裕があるなら、ファンクションキーを4つ区切りにスペースを空けるほうが、キーボード全体の操作性向上になるのではと思ってしまいます。

hpデスクトップ付属のキーボード

ノートの場合、ファンクションキーの隙間は我慢しても、ファンクションキーの操作には Fnキーを同時に押さないと使えない(デフォルトの状態)のは厳しいですね。。。

くろねこの対策

くろねこが貸与されているhpのノートやデスクトップのキーボードには、
テプラで4つずつ色分けしています。
この色分けで、誤操作が大幅に減りましたが、色分けは視覚による判断であるため、必ずキーボードを見ないとできません。
4つずつスペースが空いていれば、指の間隔だけで視線を外さずに操作できるのに・・・

テプラで色分けしたファンクションキー hpのノート

テプラで色分けしたファンクションキー hpデスクトップ付属キーボード

それでも、デスクトップのキーボードなら別のキーボードに交換できます。最悪、好きなキーボードに交換すれば良いですが、ノートはやっぱり無理ですね。

以上のことから、これらが改善されない限り、hp製品を購入することは無いでしょうね。。。

参考までに
この記事を書く前にちょっとだけで量販店で確認したところ、
hp以外の12〜13インチノートもファンクションキーの隙間が無い製品が多かったです。しかし、シングルタッチタイプのものがほとんどでした。

周辺でも

くろねこの周辺でも、同じ意見を持っている(文句を言っている)方が何人かいますね。やはり、誤タッチが多いようです。

世代的に
業務用のキーボードは、大型ホストコンピュータ(メインフレーム)に接続されている所謂ダム端(入力用専用端末装置でこの頃マウスは存在しない)で重厚なガチャガチャと硬いキーを打つタイプのもので、キーボード自体もデカく、ファンクションキーの区切りもしっかり確保されている配置でした。
それを我々はガチャガチャとキー入力し、enterキーは手を振り上げ、一気に叩くって感じでした(笑)

ちなみに、PFキー(プログラマブルファンクションキー)という名称でした。区切りは記憶の彼方ですが、PF1〜PF5 隙間 PF6〜PF10 隙間 PF11〜PF12 だったような。。。

80年代前半、この頃、ホストコンピュータのシステムは日本語対応されておらず、キーボードもモニターも日本語はありませんでした。
もちろん、キーボードのメイン素材は金属です。(磁石がくっつきます)

そして、当時のキーボードは、enterキーとreturnキーは別々のキーで、enterは確定(submit)、returnは改行と役割も違ってました。

だから、長い長いコマンドをガチャガチャと入力したら、「行け!」と意味合いで、右手を振り上げ、一気にenterするというのが定番でした。
同期入社の友人は、グーで叩きenterキーを破壊し先輩に怒られたり、叩きそこねて突き指したりと今では考えられない時代でした。
くろねこも硬いキーのお陰で腱鞘炎になりました。

後に、プラスチックをメイン素材とした軽量の日本語キーボードに移行するのですが、金属製時代の感覚でenterキーを叩き、押しつぶして顛末書を書いた覚えがあります。
再発防止策の欄に「エンターキーは腕を振り上げずに叩くこと」と書いて、課長に呼び出されました😅

井ノ上課長、元気してるかな?
(すみません。個人名出してしまいました)

21世紀の今でも、激しいキータッチ音でPCを「叩いて」いる人は、「そういう」経験があったのだと思います。
くろねこも気がつくとガチャガチャしてしまうこともあります。身体に染み付いた癖はときどき顔を覗かせます。

染みついた癖が

今の人には、想像つかないですよね(悲)

おわりに

まとめさせていただきます。
これはあくまでも自分向けのものです。
よかったら参考にしてください。

◆ノートPCを購入する際の注意事項◆

① ファンクションキーのキートップの印字の見やすさ
② ファンクションキーがシングルタッチ入力できる
(デスクトップに接続するキーボードも同様です)
③ ファンクションキーの隙間の有無(配列)

ここ20年近く、くろねこの作業用PCは、DELLのものがほとんどで、ファンクションキーの操作性についてはほとんど意識してませんでした。

確かに12インチ(くろねこがもっとも利用しているノートのサイズ)ノートは「隙間」はありませんが、キートップの印字もわかりやすく、シングルタッチです。
もちろん、余計なキーはありません(笑)

だから、昨年夏に貸与されたhpを触った瞬間に「使いにくい!」と感じたことから、この話はスタートしました。

このあたりは利用者の好みですので
今回のお話しはくろねこ個人の感覚です。

キーボードはPCの操作性を大きく左右するものです。
コードを描く方は要チェックです。

それでは


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ここまで、ご覧いただき、ありがとうございました。

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