くろねこ自由気ままな日記

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おいで 洋子

こんにちは くろねこです。

Happy Merry Christmas

あたたかいイヴをお過ごしください🎄

 

さて 今回は以前の記事の続編となります。

記事の内容は
早朝に、手塚治虫先生の「ブラックジャックのある話を突然思い出し、涙でぐしょぐしょの状態で目覚めたというお話です。もう一度、読みたくて、
ブラックジャック第7巻の購入手続きまでしたお話です。

前回記事をご覧いただいていない方は最初にその記事(下記リンク)をご覧ください。

www.kuronekofreedom.com

なお、本記事では、そのお話のラストシーンを載せていますので、あらかじめ、ご承知おきください。

ネコと庄造と

前回の記事で触れてますが、「ネコと庄造と」という話は第7巻に掲載されており、それを購入したわけですが、商品到着は10月半ばでした。

なかなか忙しくて、そのままにしておき、次第に記憶からも抜け落ちてました。

それが、先日の大掃除で、ブラックジャック出てきました!

記憶の彼方から戻ってきた ブラックジャック

第7巻 3つ目のエピソード

あらすじ(ネタバレ注意)

崖上の家に家族で住んでいた庄造さん

ある大雪の日に崖が崩れ、奥さん(洋子さん)と息子さん(マモルくん)は亡くなってしまう。庄造さん自身も大怪我を負ったのですが、頭を強く打ち、記憶が混乱した状態(原作では「狂った」という表現)となってしまった。そんな庄造さんは、建て替えてもらった新しい家で、奥さんと息子さんの帰りをずっと待っていた。

ある日、ノラ猫の親子が庄造さんの軒下に住み着いた。

それを見た庄造さんは、奥さんと息子さんに見え、その日以来、「家族」として生活を始める。

猫たちは庄造さんの愛情を受け止め、人間のようにふるまうようになる。
(物語では、母ネコがカートを押しながら買い物するシーンがある)

そんなある日、息子さん(マモルくん:ネコ)が急病になり、ブラックジャックのもとに連絡が入るが、現場に急行するも相手がネコであることで引き上げてしまう。

胴出茂医院(←すごい名前)の院長先生に庄造さんとその家族のことを聞いたブラックジャックは、摘出が困難な場所に脳血種ができていることを知る。

それを聞いたブラックジャックは脳血種の摘出手術を実施した。

手術は成功し、庄造さんは「正常」な状態に回復したが、大雪の日の崖崩れで、奥さんと息子さんが亡くなったことを知る。

当然のことながら、ネコの奥さん・息子さんは、ただの薄汚いノラ猫にしか見えず、ネコたちを追い払うような行動をします。

ネコの奥さん(洋子)はとても切ない表情をします。

切ない表情が・・・

手塚先生が描くネコ この表情がとても切ないです。

 

やがて、悲しい思い出しかない家を出ることを決意する庄造さん

荷物をまとめ、バス停に向かう庄造さんをネコたちはついていきます。

バスのドアが開き、ガイドさんから
「お客さまァ 動物は乗せられないことになってますゥ」と
その言葉を理解する(ネコの)洋子さんは視線を下げます。

これを見た庄造さんは、大きくこころを揺さぶられたのでしょうね。

見つめあう庄造さんと洋子さん

おいで 洋子

おわりに

最後の洋子さんの表情に大泣きです。

夕暮れのシルエット

このシーン
勝手に映像化した状態でくろねこの頭の中で流れています。

・・・

 

のちの調査で、このブラックジャック「ネコと庄造と」は、
1975年2月24日 発売の少年チャンピオンに掲載されたものだそうです。

親戚のおにいちゃんがくれたものなので、
くろねこが目にしたのは、1975年2月末~3月初旬頃だったはずです。

もう48年以上も前の記憶なんですね。

感動で泣いたのはこれが初めてでした。

 

この記事を書いているくろねこの顔はぐしょぐしょです。
こういう涙、もっと流したいですね。

 

それでは、よいクリスマスを!

Merry Christmas!

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ここまで、ご覧いただき、ありがとうございました。

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