こんにちは。全国的に緊急事態宣言が解除され、徐々に街に人が戻ってきています。
とはいえ、第2波は必ずやってくるので、それぞれが「感染しない」、「感染させない」の気持ちを忘れないようにしないといけません。私もしばらくおとなしくします。
さて、サブモニター切り替え環境の改善のその3(最終回)です。
前回、対策止む無しということで「対策3」の「自作給電用ケーブル」の製作に入り、入手したパーツで、2ポート分の製作を行いました。その続きになります。(2ポートのままで、いつまでも放っておけないので)
サブモニター切り替え環境の改善のその1からご覧いただく場合は下記リンクをクリックしてください。
サブモニター切り替え環境の改善 - くろねこ自由気ままな日記
それでは、続けます。
不足パーツの購入
不足するパーツで、PS/2コネクタ(ミニDIN 6P プラグ)は廃棄物でPS/2マウス・キーボードで入手できると思ってましたが、こういう時には見つからず、「もう我慢できない!」ということで、近所の電子パーツ屋さんに行き購入してしまいました。(汗)
もう一方の不足パーツのDSUB 15PINメスメスアダプタ×2個は当初から、その辺には落ちてないので購入予定でしたので、パーツ屋さんでついでに購入しました。
ミニDIN 6P プラグは160円(税抜き)でしたが、DSUB15PINメスメスアダプタは、なんと400円!(高い!)でも、はやる気持ちは抑えきれず購入しました。
ケーブルはカテゴリ5eのLANケーブルのあまりを使用します。
LANケーブルは8本の線のうち2本のみ使用します。
ミニDIN 6P プラグの中身はこんな感じです。ピン3とピン4にケーブルをはんだ付けします。
そして、これが、1個400円のDSUB15PINメスメスアダプタです。
ついにお金を使ってしまいました(悲) 使った金額は
(160 × 2 + 400 × 2) × 1.1 = 1,120 × 1.1 = 1,232円(税込み)です。
残り2ポート分の増設
- ミニDIN 6P プラグの結線
いつも思いますが・・・ 手がもう1本あればと。。。ミニDIN 6P プラグを持つ手、はんだを持つ手、はんだこてを持つ手・・・しかも、老眼(悲)でよく見えないぃぃぃぃ。苦労の末、4か所(2か所×2本)のはんだ付けを完了。
- プリント基板側の結線
ミニDINに比べれば、こちらのはんだ付けは余裕です。と思いきや、結構時間がかかりました(切ない)
出来上がった「自作給電用ケーブル」
NAKAGAWA TR-KVM-104 に「自作給電用ケーブル」を接続してみる。
接続先は、KVM本体のキーボード側のPS/2です。(1本だけマウスコネクタを流用しているので「緑」のコネクタですが、これはご愛敬とします。
テスト
いよいよ通電してみます。廃棄予定iPhoneライトニングケーブル流用のUSBコネクタを電源アダプタに接続してみます。
「ピーっ ピーっ」をアラームを鳴らし、全ポートのONLINEランプが緑に点灯!
アラームはポート選択時に発する音で、KVM本体が起動直後なのでポート1が選択されてます。
OK! です。
設置
ではでは、設置&配線してみます。ちょうどいいので、モニター周りの掃除も(とても汚いです)
どうですか? すっきり収まりましたヨ!
ちなみに、「自作給電ケーブル」の電源となるUSB電源はというと、メインモニターのサイドにUSBポート(USB2.0 Type-A)が用意されており、接続すると電力供給されたので、USBアダプタは使用せずに実現できました。
やってみるまで、メインモニターのUSBコネクタでPC側とのインタフェース(USB2.0 Type-B)からの電力を供給するものと思ってましたが、そうではなかったようです。
あらためてですが、PC接続の有無にかかわらず、すべてのポートはオンラインになります。また、KVM本体前面のキーボード・マウス(PS/2)ポートにデバイスを接続しても動作しません。
最後に
サブモニター切り替え環境の改善は 無事終了 です。
かかった費用の総額(光熱費を除く)は、
「自作給電用ケーブル」のパーツ代
1,232円(税込み)
です。
めちゃめちゃ楽しかったです!
皆さんも工作しませんか?